レンタカーを利用していると、車を擦ってしまう、車両をぶつけてしまったなどのトラブルが起きることもありますが、正しく対処しないと高額な修理費用が発生してしまうことがあります。
レンタカーでは保険が料金に含まれていることもありますが、正しく事故に対処しないと保険が利用できず、修理費用を全額自己負担しなくてはいけない可能性もあるのです。
（ハイクラスレンタカー３３では、全車、自動車保険に加入しております。）
とはいえ、レンタカーを傷つけてしまったとき、どのように対処すればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、レンタカーを傷つけてしまったときの対処法や流れ、やってはいけないこと、修理費用について詳しく解説します。
レンタカーを傷つけてしまう主な原因 
レンタカーを傷つけてしまったというトラブルはよくあるトラブルですが、以下の2つが主な原因となります。
- 駐車中に車体を擦ってしまった、ガードレールにぶつかってしまったなどの「単独事故」
- 車同士が接触したり、自転車や人と衝突してしまう「人身・物損事故」
中でも多いのが、慣れない車両に乗ることの多いレンタカーということもあり、内輪差や操作性、ドアの開き具合などの違いによってぶつけてしまう「単独事故」になります。
レンタカーを傷つけてしまったときはどのように対処すればいい？ 
ここでは、単独事故と人身・物損事故の対処方法と流れについて、それぞれ詳しく解説していきます。
単独事故でレンタカーを傷つけてしまったときの対処方法・流れ
単独事故でレンタカーを傷つけてしまったときの対処方法・流れは以下の通りです。
STEP①：警察へ連絡
STEP②：レンタカー会社へ連絡
単独事故の場合であっても警察への連絡は欠かせません。
警察に連絡することによって、保険請求に必要な「交通事故証明書」を得ることができるため、小さな傷であっても警察への連絡は必要です。
ただし、よく見ないと見えないような傷や警察を呼ぶほどでもないと感じる場合は、先にレンタカー会社に連絡して指示を受けることも選択肢としてありますが、遅延がないようにしましょう。
人身・物損事故でレンタカーを傷つけてしまったときの対処法・流れ
人身・物損事故でレンタカーを傷つけてしまったときの対処法・流れは以下の通りです。
STEP①：負傷者がいる場合は救助
STEP②：警察へ連絡
STEP③：レンタカー会社へ連絡
人身・物損事故によってレンタカーを傷つけてしまった場合、まずは負傷者の有無を確認します。
負傷者がいない場合はそのまま警察に連絡する流れとなりますが、万が一負傷者がいる場合はレンタカーを安全な位置に移動させ、負傷者の救護が最優先となります。
負傷者の確認を怠って救護をしないと、「救護義務違反」となり、”ひき逃げ”となってしまうため、必ず負傷者の確認をすることが大切です。
これらの対応については、「道路交通法72条1項」によって以下の通り定められており、「緊急措置義務」といいます。
”交通事故があつたときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員（以下この節において「運転者等」という。）は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。”（引用：e-Gov法令検索「道路交通法」）
レンタカーを傷つけてしまったときにやってはいけないこと 
レンタカーを傷つけてしまったときにやってはいけないことは以下の通りです。
- バレないだろうと報告なしで返却してしまう
- 自分で修理して隠そうとする
- 警察に報告しない
それぞれのNG行動について、以下で詳しく解説します。
1.バレないだろうと報告なしで返却してしまう
レンタカーに小さな傷しかついていなかった場合、「バレないだろう」とそのまま返却しようと考える方もいると思いますが、レンタカー会社は返却後にしっかりと車体をチェックするため、返却時にはバレなくても、その後バレてしまう可能性があります。
またレンタカー会社では貸し出し情報はすべて保管されているため、後日連絡が来ることもあります。
2.自分で修理して隠そうとする
レンタカーについた傷をリペアキットやスプレーなどで見えにくくすることはできますが、よく見ればすぐに修理後が確認できるため、自分で修理しようとするのはやめましょう。
最悪の場合、修理前の状態よりも修理費用が高額になってしまうこともありますので、レンタカーを自分で修理して隠そうとすることは逆効果です。
3.警察に報告しない
先ほどもお伝えしたとおり、単独事故と人身・物損事故の両方で警察への報告は必要です。
もし警察に連絡しないと「交通事故証明書」を発行することができず、保険が適用されないため修理費用の自己負担額が高額になってしまいます。
相手がいる事故の場合、その場の流れで警察を呼ぶことなく解決できることもありますが、当人同士で解決したとしても警察を呼ぶようにしましょう。
レンタカーを傷つけてしまったときの修理費用 
レンタカーを傷つけてしまったときの修理費用の相場は、5万円〜10万円ほどが一般的です。
ただし、車種やグレード、カラーなどによっても費用が異なるため、実際に利用した車種によって修理費用は異なるということを覚えておきましょう。
レンタカーでは保険加入していることが多い
一般的に、レンタカーの料金には保険料が含まれていることが多いため、万が一レンタカーを傷つけてしまったとしても保険が適用されます。
レンタカー会社によって加入している保険は異なりますので、どのような保険に加入しているのかを確認しておきましょう。
レンタカーの保険では免責金額が設定されている
レンタカーの保険では、免責金額が設定されているため、全額保険適用にはならず、5万円〜10万円ほどの修理費用を自己負担する必要があります。
免責金額とは、保険会社が保険金を支払う場合に、その損害額に対する補償のうち補償を受けられる方が自己負担する金額のことをいいます。
例えば、免責金額が5万円に設定されている保険会社を利用していて、修理費用が30万円だった場合、25万円は保険会社が負担をし、5万円は自己負担（利用者負担）ということになるのです。
「交通事故証明書」がない場合は全額自己負担になる
事故発生時に警察に発行してもらえる「交通事故証明書」がない場合は保険が適用とされない場合、修理費用を全額自己負担になります。
まとめ 
本記事では、レンタカーを傷つけてしまったときの対処法や流れ、やってはいけないこと、修理費用について詳しく解説しました。
レンタカーでは一般的に、保険に加入していることが多いですが、その保険を利用するためには事故発生時に警察から「交通事故証明書」を発行してもらわなければいけません。
そのため、レンタカーについて傷の大小に関わらず、基本的にはすぐに警察に連絡することが必要です。
レンタカーを傷つけないように運転することが一番ですが、慣れていない道や車両を運転すると、事故を起こしてしまい傷がついてしまうことも0ではありません。
そのため、万が一のときに備えて事故発生から保険適用までの正しい対処法を知っておきましょう。
ハイクラスレンタカー３３では、全車、自動車保険に加入しております。免責をカットするオプションなども完備しており、皆様に安心して沖縄旅行を楽しんでいただきたいと考えております。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
☆沖縄で外車、高級車、オープンカーのレンタカーをお探しなら、「ハイクラスレンタカー３３」車両検索、ご予約はこちら！
をご覧ください！
